昨日6月11日(月)、親会社である株式会社R4主催での第二回経営トップセミナーを開催しました。
講師としてご登壇頂いたのは、元JR東日本テクノハートTESSEI専務取締役の矢部氏です。
皆さんは『7minutes miracle』をご存知ですか?
新幹線の列車到着から発車までの停車時間、この期間に清掃・安全確認・準備を行う新幹線清掃チームによる奇跡の7分間オペレーションです。
こんなエピソードをお聞きしました。
・・・あるスタッフが車内清掃をしていました。
側を通りかかった親子がいました。お母さんが子供に向かって言いました。
「勉強しないと、あんな風になっちゃうよ」・・・
清掃はユーザー側から見たら、やってあって当たりまえ。
でもそれをどのような気持ちで、誰に向けて行うのかを理解し、そしてそれを認めてくれる人がいるかでその仕事の質や成果が変わってきます。
矢部氏がTESSEIに出向した時には、スタッフのモチベーションは低く、教育も行き届いておらず、清掃スタッフという仕事は川下の仕事だという風土。
そこで矢部氏が改革を起こします。
いわゆる『やる気スイッチ』をたくさん見つけ、押したのです。
制服を変え
パートアルバイトにも組織を作り権限を与え
出る杭を認め
現場力を高める
反対勢力も少なくない中、成功に導けたのは
矢部氏のプライドと『本気だ』という想いが現場に伝わった事。
従業員(パートアルバイト)の定着と戦力化を実現するという視点でも、「お掃除」の「ふつう」の会社が海外のメディアにも取り上げられるほどの「おもてなし想像会社」に変化を遂げるプロセスは、人材育成や組織マネジメントの重要性を再認識する内容でした。
何かのきっかけで、誰かの一言で人の言動は変化する可能性があります。
できればそれは、ポジティブな変化であってほしい。
皆さんの『やる気スイッチ』見つかっていますか?
押してくれる人はいますか?
私たちR4CAREERのメンバーは、転職を考える方々のお話をじっくり、しっかりお聞きすることで、貴方の『やる気スイッチ』になり得るポイントを探求し、そしてそれが叶う環境をご提案したいと考えております。