転職コンサルタントブログ

有事に備えた働き方と心構え。

だいぶ朝晩冷え込んできましたね。

風邪を引きやすい季節ですので、
お身体はくれぐれもご自愛ください。

さて、今日は「勤務地」について、
考えたいと思います。

転職の優先順位を求職者に伺うと、
多いのは、「年収」、「仕事内容」、「休日・労働時間」
そして、「勤務地」です。

「勤務地」に対する考え方は、
以前に上げた、「残業」の考え方と一緒で、
個人の経験・主観によって、まちまちです。

例えば、30分でも遠いと感じる方もいれば、
2時間の通勤が苦にならない方もいます。
車・電車でも志向は異なります。

ただ、最近単純な通勤時間という話ではなく、
それに纏わる家庭環境で時間の制約が多い方と
お会いする機会が多いです。

例えば、小さいお子さんのお迎えや家族介護など。

そういった話も年々増えているように感じます。

そこは最優先ではあるものの、
他方で、給料面等で譲れない部分もある
というケースも見受けられます。

ただ、現実問題
「勤務地」×「年収」で見ると、
ほとんど合致する企業はないというケースが多いです。

となった場合、どうするか?

その場合、個々人の選択によるのですが、
優先順位のつけ方は、下記順が多いかなと感じます。

1、現職でなんとかできないかの相談
2、条件にマッチする転職先の模索
3、給料面での折り合いをつける

という形で進める方が多いかなと感じています。
我々のところに相談に来る方だと、
1、をやらずに、いきなり2、から
という方が意外と多いです。

もちろん、会社の許容姿勢が前提としてあるし、
会社視点での当人へのロイヤリティ・関係性
もあるでしょうし、
当然、ご自身の会社へのロイヤリティもあるでしょう。

ただ、それでも僕は1、がベターだと思っています。
理由は確率論の話ですが、1が一番可能性が高いから。
裏を返せば、2,3は現実はそう簡単には進まないからです。

ただ、この視点で考えると、
自分が常に会社に必要とされている人でなければ
いけないなと改めて思います。

こういう時に常日頃の会社へのロイヤリティが問われます。
今まで会社の批判をしていて、
自分が急に都合が悪くなったからといって
意見・権利を主張しても、
当然受け入れてもらえるものでもありません。

一方で会社側も、柔軟な対応を取れる
許容姿勢がないと、これからの時代、人材不足で、
事業成長もままなりません。

人材不在に伴う衰退は今後増えるでしょう。
その片鱗が、ワタミの出店抑制や、
ゼンショーの深夜営業停止でしょう。

「人」も「企業」も色々な課題に備えて、
この時代だからこそ取り組まないといけない
と考えます。

最近、ほんと思います。

「まさか自分(自社)はそうなるとは思っていませんでした。」
では、個人も企業も通用する時代ではなくなっています。

※2014/10/08 金子 玄のFacebookに掲載済 ≪2015/11/11に再編集≫