めっきり秋も深まり、ついに床暖のスイッチに手が・・・。
みなさん寒暖の差で身体の調子崩していませんか?
私は『寒暖アレルギー』の類で、くしゃみが止まりません。
さて。今年になって、小学校、中学校、高校の同窓会や集いのお声掛けが続いています。
きっかけは、誰かが選挙に出る!とか、発起人の思いつきであったり、様々です。
11月1週目の連休中、所用があり実家へ帰省しました。
そこで、立て続けに同級生と接する機会がありました。
一人は学生時代に一緒にバンド(バンドブーム世代です。)を組んでいた友人。
縁があり、その頃好きだったバンドのソロライブのチケットを入手し、行けるメンバーで
行こうと思い立ち実行しました。
彼は、見た目は変わっていませんが、大病を患い、入退院、手術を繰り返しています。
いわゆる保険でカバーできないような類でもあり、職を失う期間も。
身体の痛みだけでなく、社会的な地位やコミュニティをも失う痛みも伴いましたが、常に前向きで、治療しながら社会人としても再出発し、現在は病状も落ち着いていることもあり一般的な日常生活を送っています。
25年強振りに生で聞く高校時代追いかけていた音源は、時の経過を忘れるくらい自身を鼓舞させてくれました。
そしてもう1人は、偶然立ち寄ったケーキショップで。
オーナーシェフとの何気ないやり取りから、なんと高校の同級生だったことが判明。
高校卒業後、二浪して大学を断念。「モノづくり」×「好き」からお菓子作りの道に入り、有名店で修業し、原材料メーカーで勉強し、1人で開業。
立地やマーケットからもなかなか商いは厳しいよ、なんて言いながらも大柄な彼から作られる繊細な洋菓子に子供たちは目がキラキラ。
それを見る彼の目も輝いていました。
二人とも、依存することなく自身の道を歩んでおり、それぞれに背負う事も多い中、悲観し過ぎない姿に、勝手に喜びを覚えて帰路につきました。
仕事の内容や場所を問わず『働く』ことに精進し、そこから得られる報酬以外の何かは人によって価値が違います。
ふと我に返ると。
私の場合、『働く』 事で得られる報酬以外の「モノ」「事」はなんだろう。
大なり小なりありますが、まだまだ突き詰められていません。
皆さんはいかがですか?