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高校野球の投球制限問題から考える働き方改革/金子

こんにちは、金子玄です。

お盆休みはみなさんいかがお過ごしでしたか?

お盆と言えば…の1つに高校野球がありますよね。

 

今年は大船渡高校の佐々木投手の投球数問題が大きな議論を沸き起こしました。

張本氏の『喝!』にはじまり、ダルビッシュ投手のシェンロン発言等、

Twitterでも論戦を繰り広げていました。

 

私個人の意見としては、投球制限大賛成派です。

甲子園は夏の風物詩ではありますが、彼らの人生は18歳で終わる訳ではありませんし、

野球を続ける続けないに関わらず、ケガはその後の人生にも影響を与える訳で、その責任は最終的には自分に回ってくるので、選手を守る為にも投球制限は必要だと考えます。

 

この問題で思い出すのが、スラムダンクの桜木花道の怪我を押して出場し続ける際の『オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か? オレは………オレは今なんだよ!』のセリフですが、当時の16歳にとっての『今』は本当に大切なのだと思いますが、30歳になったときも16歳の『今』が本当に大切なのかは本人にはわかりません。だからこそ、周りがしっかりサポートすることが大切だなと考えます。

野球に限らず、他のスポーツも一緒ですね。私も子を持つ親ですので、ケガと成長期については、センシティブに扱い一緒に考えていきたいというスタンスでいます。

 

さて、この問題は昨今の働き方改革にも通じる部分があると思っています。

昔は労働時間もガムシャラに長時間働き続けることが評価されやすい時代でした。

しかし、右肩上がりの成長が見込めない時代に入り、且つモノの豊かさやネットの発達によって価値観が多様化している現代にとっては、むしろ長時間労働は悪となってきました。

長時間労働以外の成功体験やメリットが顕在化してくるようになったからです。

 

私はこの長時間労働と投球数問題は関連していると考えます。

情報が少ない時代は長時間従事することで成功した人の成功体験が溢れ、且つ競技人口や人口が右肩上がりの時はその中で選抜された成功者が名声を上げやすかった時代ですが、

総中流社会で、高齢社会になり、情報があふれ、右へ倣えで成功しにくい時代ではこの成功体験は通じにくくなって、転換期を迎えています。

 

そう、様々な背景から変化が求められている時代に変わってきているのです。過渡期ですが、社会も野球も変化していくタイミングなんだと思います。

 

もちろん、最適解は個人に合わせた働き方に柔軟に対応することだと思いますが、まずは労働時間を短縮し、生産性を上げることが第1段階では必要です。そして今の働き方改革はまだこの段階なのかなと考えます。

 

野球で言えば投球制限をすれば、選手層の厚いチームが有利という話もありますが、制限されるからこそ、工夫が生まれるのだと思います。働き方も一緒で、残業規制や有給休暇増をするからこそ、新しい工夫も生まれます。

 

そういった工夫の積み重ねで新しい働き方をみんなで作っていければいいですよね。

裏を返せばこのような変化ができないとする会社は今後残念ながら淘汰されるのは間違いありません。

 

高校野球でも30代以下の監督が今年は4人登場しています。名将、老将だけの時代ではありません。新しいチームがどんどん出てきています。生徒もそういう学校に流れています。

強豪が古豪に変わってきているのはこういう背景もあるかもしれません。

 

皆さんの会社は変化していますか?変化するか否かはトップの覚悟次第です。野球でいえば監督です。我々もそういった見極める視点も持ち併せて行きたいものです。

 

それでは、また!

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