会社は異なりますが、私が尊敬しており、
業界歴も30年以上あるベテランの方が、
名古屋に出張でいらっしゃった際に、
呑みに連れて行ってくださったとき
こう仰っていました。。
自分で独立して、売上目標というのを立てなくなってから、
本当の意味でお客様の為にという仕事が出来るようになった。
と
詳細を伺っていくと、
営業は目標を持っている以上、
達成することが責任であり、数字を上げることが使命。
ただ数字を追うがあまり、
時にはお客様第1優先じゃない時もあると。
営業経験者であれば誰でも思うことですよね。
ただ、独立してからは自分の数字に追われなくなったので、
本当に自分の信念に基づいて、仕事ができるようになり、
それが僕にはよかったかなと仰っていました。
目標は魔物だよねとも仰っていました。
深い話だなと思いました。
仰っていることはごもっともなんです。
しかし、独立している以上、売上(厳密にはその中にある利益)が立たなければ、
会社の継続はない訳で、
それはキレイ事では済まない訳で、
他方で独立してもう10年近く経ち、この業界に長く従事されてきた方が、
それでもそう言えるって本当に尊敬できました。
そして、もっと凄いことは、非常に稼がれているんですよね。笑
もちろん、そこに行き着くには様々な経験や葛藤があって、
時間の経過があって、少しずつ醸成された考え方なのだと感じました。
いや、僕が考察すること自体がおこがましいですね。
ただ、20年後に私もそうやって言えるような
キャリアを作っていかなければと思いました。
そうやって言えない時、私はこの業界に残れていないかもしれないな。
と頭をよぎった際に、
『金子さんはまだそんなことを考えてはダメ!
まずは目標をやりきり続けること!』と叱咤されました。
『ハイっ!!』
いつもご馳走になっているにも関わらず、
勉強させていただく場を与えていただき、
有難うございます!!!
このご恩を返せるよう頑張ります。
※2014/1/24 金子 玄のFacebookに掲載済 ≪2015/11/6 再編集≫