多くの方の転職理由となっているのが「人間関係」。
風土からという方も中にはいらっしゃいますが、
多くは上司との人間関係に問題のあるケースがほとんどです。
社員つぶしで有名な上司もいらっしゃったり、
単純に相性が合わないというケースがあったり、
他方、自責性の低い部下が上手く育たず、
パワハラ等で訴えられ、
上司が処分を受けるケースもあります。
様々なお話を伺うと、
上司だけが一概に悪いと言える話ではなく、
根が深い話が多いです。
他方で、企業側からすると、
転職理由で「人間関係に問題があって・・・」というのは
受け入れにくく
選考通過しないケースが多いです。
人間関係の問題は、どこでもあり得る、起こり得る問題だからです。
ごもっともです。
ここで議論になるのが、
自責性の高さと低さ。
私はブログの場でも自責性の重要性を
ずっと発信していますし、
本質は今もそうだと思っています。
他方で、自責性だけでは、
この人間関係の問題を凌駕しにくいことも
多々あるのかなと思います。
その点で、自責性だけでは片づかない
問題の場合もあるなと感じることもあります。
最近は、この見極めをきちんとしないと、
転職後の活躍という点で、
マッチング度が高い転職支援ができないのではと考えています。
時には転職理由を
人間関係としっかり伝えることも大切かなと思います。
私の中でもまだ感覚値で、言語化できていないのですが、
その視点も徐々に醸成してかなければなりませんね。
※2014/04/21 金子 玄のFacebookに掲載済 ≪2015/11/10 再編集≫