こんにちは、名古屋の転職コンサルタントの金子です。
12月に入り、寒さが増してきた今日この頃。
気が付けば、師走・・・。
あと1ヵ月悔いなきよう年を終えましょう。
転職の限界は30歳?35歳?
さて、転職の年齢限界説を気にされている方いらっしゃるのではないでしょうか?
実際、ご相談にお越しいただく方は30歳、35歳というのを節目にしてというケースは結構多いです。
皆さん、気にされています・・・。
では、実際はどうなのでしょうか?
私の個人としての実感は、感覚的には限界説は崩れていると実感しています。
もちろん、一部の大手企業や、考え方の凝り固まっている企業では、
いまだに年齢に対する概念はありますし、
求人によっては、組織の年齢バランス上、年齢を気にされる求人もあります。
ただ、この人手不足の昨今、年齢のことを言っていたら、
中小企業は特に、事業の永続的繁栄は実現しにくくなっている時代です。
年齢の緩和のみならず、働き方、給料、福利厚生の改善、
社員そして、受け入れる方の満足度を高めて行かなければ人の採用、定着は難しい時代になっています。
そういった外部環境を含めると、私個人の考え方としては、
年齢のことに固執しすぎている企業は言葉を選ばず言えば、つぶれて行きますし、
逆に年齢に固執する会社は、こちらからお断りだ!位の気構えで良いのではと考えます。
とはいえ、年齢の枠が仮に撤廃されたからといって、求職者の方は安心できません。
年齢ではなく、重視されるのは経験
では、企業は何で判断されるのでしょうか?
企業は年齢ではなく、
その方の今まで培った経験、ノウハウ、ヒューマンスキルの汎用性で、判断します。
これは、ある意味年齢よりもシビアです。
中途採用は、新卒採用のポテンシャル採用とは異なり、経験者採用です。
これからの時代は、よりその中身が問われる時代になっているでしょうか?
言われつくされた話ですが、
「あなたは何ができますか?」と聞かれ、
「部長が出来ます」と答える方は採用されません。
管理職として、応募先の会社でどういった具体的な価値提供ができるかが問われます。
これは管理職に限らず、どの職種、どの業界でも言われることです。
終身雇用が崩壊した今だからこそ、経験側面が問われます。
特に30代の方はこれから会社がどうなるか分からないという前提に立ち、
自分の過ごし方を模索する必要があると考えます。
多くの会社に訪問させていただき、お話をさせていただく度に強く感じます。
30代、40代で転職を検討されている方は、ご相談ベースで構いませんので、
お気軽にお問い合わせください。
年末の私のブログ更新は今年で最後です。
一足早いですが、良いお年を。