産業機械設計職からエンジニアリング事業企業・設計職への転職(27歳・男性)

前職産業機械設計職
転職先エンジニアリング事業企業 設計職(大手完成車メーカーサプライヤー)
年収アップ

転職理由

前職では自身が実質実務トップの業務を担っており、事業規模からも成長や学べる環境が得にくかったため。

コンサルタント感想

非常に成長意欲が高い方で、実年齢よりもしっかりとした価値観や責任感をお持ちの方でした。

複数社ご紹介し、選考プロセスに進みましたが、最終的に選択されたのは大手エンジニアリング企業での設計職として、現在は完成車メーカー一次サプライヤーで設計の上流工程を担われています。
設計から設計への転職ですが、入社後驚かれたのは実務の違いだったようです。
以前までは取扱うのが一品ものの産業機械だったため、一部の設計を担い、組み付けがあってこその工程でしたが、現在は量産化される前のパーツを担っており、設計品の耐久性や品質についての仮説を検証し、資料にまとめてプレゼンすることが多いそうです。

同じ「設計」でも、本当に上流工程の企画部分に携われているという責任感や誇りを持って仕事をしていると仰っていたのが印象的でした。

通常エンジニアリング企業(技術派遣企業)からメーカーへの転職志向が強い方が多いのですが、この方は「逆」に、メーカーからの脱却をされたパターンです。
利点としては
・最先端の領域を担える
・上流工程に携われる
・様々な分野の方とのコミュニケーションが発生し、求められるレベルが高い
などがあげられます。

先日、フォローも兼ねて久々にお目にかかりました。
「毎日レボやフィードバックで指導されてばかりですよ~(笑)」と謙遜されていましたが、その表情はとても明るく、ご活躍が目に浮かぶY様でした。