暦は12月です。寒くなりましたね。
オフィスのエアコンが暖房に変わり、お肌も喉も乾燥を感じる日々です。
2019年12月には到底考えられなかった環境で仕事に向き合っている方も多いと思います。
もともと転職を検討していた人にとっては一旦保留にせざるを得なかったり、思うような求人企業に出会えなかったり。
一方で必要に迫られて転職活動を行う方も。
転職マーケットでも変化が大きな年になりました。
■採用活動の凍結や見直しによる未経験歓迎案件激減
アフターコロナが見えない中、中途採用を推進する企業とストップする企業が明確に分かれました。
コロナの影響を受けている業界では事業計画の見直しや組織改正など、企業も確信がなかなか持てない中での採用検討がしづらい状況だとも聞きます。
一方で半導体やIT関連企業はリモートワークがもたらした恩恵等もあり、採用ニーズが高まった企業が散見されました。
しかし、採用ハードルも併せて高まり、未経験者のジョブチェンジや可視化されている応募要件に対して経験や資格が足りていない方の内定率はぐっと下がりました。
■個社の事業パラレル化も進む
リーマンショック以降、「新規事業の立ち上げによる増員」という採用背景の企業も増えてきました。これまでの主事業に加えて、もしくは打撃を受けた場合はあえて別の事業での伸長を図るような動きも感じます。
自社ブランドや商品が確立されていても、パラレルで別事業や商品を生み出すような、より個社の創造性や工夫による展開も増える気配です。
■ジョブ型雇用というキーワードをよく見聞きするにようになりました
具体的な職務内容と報酬を個々に示すジョブ型に対し、まずは弊社の一員になってくださいと示すメンバーシップ型。『ジョブ型』の定義が、話者によって若干異なることもあるのですが・・・
候補者の方には「自身の業務経験、役割、成果を明確に話せるようにしてください」とお伝えしています。採用を検討している多くの企業は、採用する『価値』を求めます。中途採用、しかもコロナ禍に於いて私たちのように転職エージェントを利用して有償の採用をする場合は特に、です。
採用はある種の投資です。マーケットの先行きが不透明な現在、ポテンシャル採用、育成枠は減少しています。※最初の話に戻っちゃいましたね。
・何を、どのように成果を出せるか。
・いつまでにそれが可能か。
気持ちや意思の熱量だけではなく、具体的に何を自分の「価値」とするのか。
転職をするしない関係なく、自己成長を認知するためにも勤続3年以上の方は棚卸と分析をしておくことをお勧めします。
次のブログを担当する頃にはもう年が明けて2021年が始まっています。
私は・・・
個人的に新しい働き方、考え方が必要とされたことで、パラダイムシフトが多かった2020年でした。
皆さんはいかがでしたか?