今って転職するの難しい?

皆さんこんにちは。R4CAREERの岡です。

最近求職者の方達との面談の際によく聞かれることがあります。

「このコロナの状況の中、求人状況は厳しいのでしょうか?」

結構な確率で、面談の最後に聞かれることがあります。

現状としてはどうかと言うと、確かに「売り手市場」と言われていた2018年、2019年に比べれば、0.5ポイントほどは厳しくなっていますが、リーマンショックの時に比べれば、全く悪い状況ではないと言えるのではないでしょうか。

リーマンショック後の2009年を見てみると、有効求人倍率は0.42倍まで落ち込んでいる時があり、これはリーマンショック前の2007年、2008年(有効求人倍率1.07倍程度)から、60%以上の減少となっています。

では、コロナ前の状況と現在を比べてみると、コロナ前のピーク時の有効求人倍率が1.64倍がピークだったのに比べ、2021年1月時点の有効求人倍率はと言うと、1.10倍となっています。これは、ピーク時に比べると33%程度の減少となります。

リーマンショックの時に比べ、減少幅が小さいからましなのかと思いましたが、そもそもの有効求人倍率事態を比べてみれば一目瞭然ですよね。

実は、今の状況と言うのは、リーマンショック前の悪くない有効求人倍率と、大して変わらない状況なのです。

ですので皆さん!「求人はあります!決して求人数としては厳しい状況ではありません!」

と言いたいところですが・・・

しかし、求職者の方達から「厳しいのか?」と言う質問が出る理由は、別の理由があると考えています。

その理由とは、世の中に出回っている求人の数ではなく、「求人の質」の問題と言えるでしょう。

私たちも肌で感じている部分がありますが、以前の売り手市場と言われていた時期に比べ、「未経験でもOK!」な求人は格段に減っていると感じます。これは、明らかにコロナの影響があると言わざるを得ませんが、少し前から言われております「ジョブ型雇用」を企業が意識しだしたところが大いにあると感じております。

企業は、ミッションを遂行できるスキルや知識、経験を有した人を採用したいと考えている為、求人は出ているので誰でも応募は可能ですが、企業側はミッションを遂行するための人材要件をはっきりと持っている為、書類選考が通過しない状況となってしまうのです。ここが、皆さんが厳しくなっていると感じてしまうポイントではないかと思います。

【参考までに】

転職を考える際に参考にしていただければと思いますが、転職には4つのパターンがあると思います。

  1. 経験業種・経験職種 ⇒ 同業種・同職種
  2. 経験業種・経験職種 ⇒ 同業種・異職種
  3. 経験業種・経験職種 ⇒ 異業種・同職種
  4. 経験業種・経験職種 ⇒ 異業種・異職種

転職を考える際には、上記の4パターンを考え、今検討している企業及び職種はどのパターンに当てはまるのかを考えてください。

当然ですが、1番は転職しやすく待遇も良くなる可能性があります。2番と3番は企業の求める人物像によって変わってきますが可能性は十分あります。4番はお分かりの通り厳しい状況となるでしょう。

上記のパターンを意識して転職先を選んで行けば、書類選考の通過率もだいぶ変わってくると思います。(もちろん企業側の条件は様々ですので一概には言えません。)

ここで、②番や③番のパターンで転職を考えた時は、是非私たちにご相談ください。求人企業が何を求め、どんな人を採用したいと考えているのか、ある程度の情報はお伝えできると思います。(もちろん1、4のパターンでお考えの方も大歓迎です!)

是非、皆さんが後悔の無い転職ができるように、私たちは全力でご相談に乗りますので、皆さんのエントリーをお待ちしております。

東海エリアで転職をお考えの方はぜひ!
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