転職コンサルタントブログ

「やりたい」=「できる」とは限らない。

転職して、自分の望む環境で働きたいっ!

意欲はその人のモチベーションに直結するので、非常に大切なことです。

しかし、ちょっと厳しい話になりますが、
「やりたい」と「できる」は違います。

私自身の経験談です。
私の転職理由の1つに「企画の部分から主体的に仕事をしたい!」
というのが、ありました。
指示を元に働くことが好きではないからです笑。

前職はトップダウンが激しい会社だったため、
「何をするか?」よりも「どう対応するか?」が求められました。

その為、徹底力やスピード感で絶対的な競争優位性を持つ会社でした。
同業他社との差別化の大きなポイントの一つです。
これはほんと素晴らしいの一言。
社会人の基礎を勉強させてもらいました。

しかし、私は自分で何かしたいという欲が強かったこともあり、
転職先にはそれを求めました。

お陰様で、転職先つまり現職は、
その希望通りの会社でした。
「主体性が求められ、やりたいことを支援してくれる会社でした。」

しかし、転職後苦労しました。

何に苦労したかといえば、「主体的に働くこと」です。

自分が望んでいたとは言え、いざそうなると、
「全く何も自から考え動けない」のです。
要は受身の働き方が自分に染み付いていたのです。

これは、自分自身ショックでしたし、
前職で身についた型がこんなに浸透しているとは思いませんでした。

そして、これはある程度続き、主体的に働けるようになったのは、
ここ最近の2、3年のことです。

つまり、5年位受身の働き方が続きました。
それくらい、出来なかったです。
これはほんと苦しかったです。

ということもあり、
「やりたい」ことが出来る環境が整っているからと言って、
「できる」かは別問題だと思っています。

また、この問題は定着において、非常に大切なことだと思っています。

そこにには適正能力が関係あるなと私は見ています。
例えば、私が社内で仕事がしたい!と言っても、
雑で、ホスピタリティが低いので、事務仕事は出来ないですもん。

「できる」ようになるには、
それ相応の時間と努力、覚悟が必要になります。

私の経験談が全てではありませんが、
これから転職される方は、
何かの参考になれば、幸いです。

※2014年に金子玄のFacebookに掲載されたものです。≪2015/7/30に再編集≫

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