先週、夏季休暇をいただきました。
天候の問題はありましたが、
キャンプを満喫し、
子供たちと長い時間一緒に過ごすことができました。
さてと、ここからが本題。
先日訪問したお客様から、
最近、『ふわふわ転職者』って増えていますよね?
と質問を受けました。
お伺いすると、
要はなんとなくで
転職活動をされている方が増えていますよね?
というお話でした。
詳しく伺うと、覚悟を持って転職活動をされている方や
志望動機をしっかり準備して
面接に望んでいただける方が
減ってきている印象がありますとのことでした。
その為、在職中の方だと、退職をきっかけに昇給すると、
転職を取りやめたりする方も結構いらっしゃるなど、
転職に意味を持たせられる方が減っているとおっしゃっていました。
多くの企業から伺う話ですが、
覚悟のある方、
面接にしっかりと志望動機を考えて望んでいただける方の
評価は総じて高いです。
この点は、リーマンショック前後の採用環境も経験して、
景況感によって、
確かに変わってきているなと私も感じています。
裏を返せば、求職者の方にとっては、
企業を選べるということです。
最近は田舎就業や、女性の活躍推進等
採用環境に纏わる話も価値観の多様化や、
少子高齢化、景況感等で幅が広がってきています。
今後は、国の後押しもあり、
ホワイトカラー・エグゼンプションや
地域限定正社員等、働き方のすそ野は
益々拡がりを見せるでしょう。
その拡がりの中で、
感覚的にふわふわした考え方ですが、
次の景気悪化のタイミングで、
『ふわふわ転職』→『意志表明する転職』に
流れが変わっていくのではと考えています。
もしくは、『意志表明できる層』と
『意志表明できず流れに身を任せる層』の
2層に2極化していくと個人的に考えます。
いずれにしても今後のキーワードとしては、
『意志表示』と『決断力』が大切になってくることは
間違いないでしょう。
価値観が多様化しており、
色々な働き方が認められるようになるので、
自分の考えを表明できるかが大切になると考えています。
他方で、全員が好き勝手には働けるわけではなく、
そのしわ寄せが色々なところで課題となって
あがってくることもあると考えます。
言ったもん勝ちの状況になるかもとも思います。
この『意志表示』と『決断力』を
自分の子供に身につけさせるためには、
どうすれば?と考えてみたりしますが、
自分で学んでもらうしかないですね・・・。
一緒に踊れば身に着くんであれば、
いくらでも踊るんですがね笑。
※2014/08/18 金子 玄のFacebookに掲載済≪2015/08/25に再編集≫