考えてみればもう9月です。残り後4カ月です。
早い・・・。
今年も残りを楽しみたいと思います!
さて、今日は求職者の方と
お会いしている中で最近感じることです。
求人多い環境からか、
自分のキャリア、年齢は棚に上げて、
ご自身の希望のみを要望される方が
増えてきている印象があります。
もちろん、転職するためにはメリットがなければ、
転職する必要はない訳で、
お気持ちは理解できますし、
条件が合わなければ、
転職できないという事情も理解しておりますが、
需給バランスが成り立ってこその転職でもありますので、
自身の希望と、自身のキャリア価値のギブ&テイクを見ながら、
話を進めなければいけません。
相手立場に立てば、難しい話ではないのですが、
ご理解いただけない方にはご理解いただけない話です。
実は我々はこういう会話のやりとりから、
コミュニケーション能力の有無を判断していたりします。
一方的に希望だけを要望される方は
コミュニケーション能力が高いとは言えません。
きちんとコミュニケーションが取れる方はお話をしながら、
合意点を探して行けます。
そして、そういうコミュニケーションが取れない方ほど、
コミュニケーション能力の高さをアピールポイントに
あげられるケースが多いという・・・
なんとも言えない実情があります。
この問題は新卒採用で人事の方からよく伺いますが、
中途採用でも起こっている話です。
個人的にはコミュニケーション能力を
スキルとして上げることはおススメしません。
なぜなら、コミュニケーションスキルは実体験の描写や、
会話のやりとり中で言わずとも伝わるものだからです。
敢えて、文章化する必要はありません。
他方で、人のふり見て我がふり直せです。
人として何事も謙虚に推し進めなければといつも内省します。
この仕事は多くの方にお会いできるので、
客観的な内省ができる仕事ですので、
その意味でも面白い仕事だなと感じています。
※2014/09/01 金子玄のFacebookに掲載済 ≪2015/09/01に再編集≫