さて、今日はギャップのお話。
私は企業面接の後に、
求職者の方に面接の感想を伺うのですが、
その際の反応を結構気にしています。
何を気にしているかというと、
面接が上手くいったかどうかではなく、
求職者感想と、
面接企業の感想とギャップがあるかどうか?
を確認しています。
具体的な2ケースを使って説明します。
1つは、
求職者:あまり上手くいかなかった
→企業:合格
これは、求職者の謙遜や、
面接での目標設定の高さから生まれるギャップです。
これは全く問題ありません。
問題なのは、
求職者:上手く出来た!
→企業:人物面で採用は難しい
これが、一番良くないギャップです。
要は、本人が良いと思っていても、
相手はそう思っていないという場合ですね。
会話と印象のズレがあるので、
コミュニケーション能力が低いと
いえるかもしれません。
この場合は残念ながら、
どの企業でも面接がうまく行かないケースが多いです。
自身のスタンスを変えていかなければいけません。
そう簡単に変われるものではありませんが・・・。
でもその変化がない限り、転職は難しくなります。
もちろん面接不合格の理由は人物面だけではなく、
経験のマッチ度や、本人の志向のマッチ度、
様々な理由があります。
ですので、企業NG=人物面NGということではありません。
これを理解した上で、
面接不合格が続く場合には、
そういった理由も考察する必要があります。
※2014/01/17 金子 玄のFacebookに掲載済 ≪2015/10/20 再編集≫